WELCO Labは、国際保健（グローバルヘルス）領域の課題解決を目指す日本企業によるイニシアチブです。
革新的な技術とセクターを超えたコラボレーションによって、新たなソリューションを創出していきます。
また、新たな取り組みに関する企業の宣言（コミットメント）を発信し、多様なプレイヤーの参画と連携を促進していきます。
感染症、栄養問題、生活習慣病等、低中所得国における多様な健康課題に対し、様々な日本企業が強みを活かした活動を行い、課題解決に貢献しています。また、日本政府も、主要な国際会合の場で、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ（UHC）達成の重要性を発信し、支援を表明する等、国際貢献を続けてきました。
しかしながら、日本の政府開発援助（Official Development Assistance： ODA）における保健分野の占める割合は5%程度*と、国際的に見て必ずしも高い水準とは言えない状態が長らく続いています。また、民間企業の取り組みも、主だったものは一部の企業に限られるのがこれまでの傾向でした。
一方、ここ数年、あらゆる分野でイノベーションの源泉となっているIoTやAI等のデジタルテクノロジーの活用が、グローバルヘルス領域でも注目を集めるようになってきました。
今後、当領域では、セクターを超えた多種多様なプレイヤーの参画により、これまでにない革新的なアプローチによる課題解決が期待されています。
WELCO Labは、このような背景を踏まえ、これまでにないより多様な日本企業のグローバルヘルス領域での活躍を後押しすべく、ビル＆メリンダ・ゲイツ財団の支援のもと、2020年10月に設立されました。
* Japan Tracker, https://japan-tracker.org/
グローバルヘルスに関する情報共有・発信、ネットワーク構築の拠点となる
・新たな事業・ソリューションを創出し、グローバルヘルスの課題解決に貢献する
・多様なプレイヤーの参画を促し、グローバルヘルスに対する社会的機運を高める
Connect Well, Collaborate Well, Co-create Well
